GCN事業報告と事業計画
事業報告
>>平成18年度(第4期)事業報告(平成18年7月〜平成19年6月)(PDFファイル453KB)
>>平成19年度(第5期)事業報告(平成19年7月〜平成20年6月)(PDFファイル134KB)
>>平成20年度(第6期)事業報告(平成20年7月〜平成21年6月)(PDFファイル187KB)
>>平成21年度(第7期)事業報告(平成21年7月〜平成22年6月)(PDFファイル100KB)
>>平成22年度(第8期)事業報告(平成22年7月〜平成23年6月)(PDFファイル277KB)
事業計画
>>平成19年度(第5期)事業計画(平成19年7月〜平成20年6月)(PDFファイル393KB)
>>平成20年度(第6期)事業計画(平成20年7月〜平成21年6月)(PDFファイル135KB)
>>平成21年度(第7期)事業計画(平成21年7月〜平成22年6月)(PDFファイル140KB)
>>平成22年度(第8期)事業計画(平成22年7月〜平成23年6月)(PDFファイル100KB)
>>平成23年度(第9期)事業計画(平成23年7月〜平成24年6月)(PDFファイル183KB)
GCNのプロジェクト
本会では次のプロジェクトを実施しております。
先頭へ戻る1.自然再生協議会への参加
(1)上サロベツ自然再生協議会(再生技術部会、再生普及部会)
上サロベツ自然再生協議会の再生技術部会、再生普及部会に参画しています。
・GIS(地理情報システム)を積極的に活用した情報提供
ArcGIS(GISソフトウェア)を用いた、自然環境情報のデータベース整備に協力しています。
・地生態学的な観点からのサロベツ原野や砂丘林帯の再発見や再評価
サロベツ長沼の研究会(巡検)を、初夏の植物な最も豊かな時期をねらって07年6月24日、25日に、小泉理事長の案内で、26名が参加して実施しました。長沼湖沼群は、日本海に沿って何列もの砂丘と森林が並列する手つかずの場所で、日本海側から内陸にかけての森林の遷移がよくわかります。
北海道地方環境事務所 http://hokkaido.env.go.jp/nature/mat/m_2.html
サロベツ自然再生事業(環境省)http://sarobetsu.env.gr.jp/modules/tinyd0/
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サロベツの砂丘林帯と湿原 |
パンケ沼のジュンサイ |
秋の上サロベツ原生花園 |
(2)阿蘇草原再生協議会
阿蘇草原再生協議会に参加しています。
環境省自然再生プロジェクト http://www.aso-sougen.com/
先頭へ戻る2.GIS講座・講義の実施
市民や学生を対象にGISの入門講座を開催しています。このほかにも専門家を対象とした応用講座、大学や専門学校で学生を対象とした講義の開催や講師の紹介、NPO・公園管理団体などへの出前指導などを行っています。
(1)兵庫県立淡路景観園芸学校最新緑化コース
自然環境GIS入門コースを、兵庫県立淡路景観園芸学校と共催で、2005年8月および2006年8月に開催しました。
内容は自治体職員、実務者、大学院生などを対象とした2日間の入門講座で、GISの自然環境への利用についての講義に加え、ArcGIS(GISソフトウェア)を使った実習も行いました。
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GIS講座での実習風景 |
(2)社会人向けGIS講座
自然環境分野のGIS操作に必要な基本的な概念と操作法の習得を目的に、実際の自然環境のGISデータを教材として利用しながら実習をすすめます。
(3)自然環境GIS集中講義
東京環境工科学園、岐阜県立国際園芸アカデミー,国際自然環境アウトドア専門学校(i-nac)において、自然環境をテーマとした応用的なGIS操作と解析に関する集中実習講義を行っています。講義ではGCN会員が、講師およびアシスタントとして指導にあたります。
(4)国立公園レンジャーへのGIS講座
国立公園のレンジャーを対象に、GISを利用した、環境ベースマップの作成手法と活用に関する講義を行っています。
(5)団体・企業・NPOへの出前講座
自然環境の保全活用計画,管理運営計画にArcGISを利用したいが,なにができるのかわからない,どこからはじめたらいいのかわからない,ソフトウェアはあるが,利用されていない・・・というような皆様へ,入門講座から応用講座までの豊富な経験を生かしてプログラムを組みたて,ニーズにあわせた出前講座を提供します。
先頭へ戻る3.学会・会議等への参加
(1)ESRIインターナショナルユーザー会議
ESRI(エスリ)社は、GISソフトウェア「ArcGIS」のメーカーです。毎年夏にESRI本社の主催で、ArcGISの利用者が世界中から集まるユーザー会が、サンディエゴコンベンションセンターで開催されます。世界のそして米国の、GISと自然環境保全の動きを知るよい機会となっています。
GCNでは毎年、数人の会員がこの会議に参加して、ポスター展示や他グループとの交流などを行っています。
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サンディエゴ湾を臨む会場 |
会場内のポスターセッション |
(2)GISコミュニティフォーラム
ESRIジャパン社主催のGISコミュニティフォーラムにNPOとしてブースを出展,活動を紹介しています。
2008年
2009年
(3)景観生態学会誌
「野生動物の生息地の推定と現存植生図の利用」を寄稿しました。
景観生態学 Vol. 11, pp. 133-143
(4)野生動物学会
2006年の野生生物保護学会名護大会におけるテーマセッション「担い手論と行政・研究」に参加しました。野生生物の保護・管理を最前線で行ってきた地域社会の過疎化・高齢化がすすみ、深刻な人材不足に陥っていることをふまえ、今後の「担い手」はどうあるべきなのか、研究者や行政、学生など様々な立場から活発な議論が行われました。
(5)国連大学
2006年12月12日、東京渋谷にある国連大学を訪問しました。アジア・アフリカにおける野生動物の保護、特にワシントン条約に関して緊急対策を要する問題点についてのお話しをうかがいました。
先頭へ戻る4.地域自然情報研究会・セミナーの開催
地域の自然保護に係わる技術者、研究者、学生を対象に、先進的な事例や研究を紹介し共に考える場として、地域自然研究会を月に1回、定期開催しています。また、セミナーを不定期に開催します。研究会・セミナーは会員の情報交換の場として、また会員以外の研究者との交流の場となっています。
>>これから開催予定の研究会・セミナーはこちら
先頭へ戻る5.狭山丘陵の都立公園における自然環境情報整備
西武・狭山丘陵パートナーズの一員として、公園管理へのGISの活用をめざしています。
(1)西武・狭山丘陵パートナーズの自然環境情報GIS整備
東京都指定管理者西武・狭山丘陵パートナーズの一員として、野山北六道山公園他3公園の自然環境情報のGISデータ整備を行っています。これまでに、既存資料の収集とGISデータ化を行う一方で、現場のスタッフとの連携しながら、運営・管理の基礎資料としてのGISデータの利用方法を検討しています。
(2)狭山丘陵現地研究会
2007年4月に、会員のほか東京学芸大学の地理学研究室の学生と院生、社会人とともに、狭山丘陵の森林や植物を観察し、地形・地質との関わりを学びました。
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GISによるベースマップ作成 |
先頭へ戻る6.調査研究
「変化する景観の評価に関する総合的研究」
兵庫県立淡路景観園芸学校で行われた学内外の共同研究プロジェクトに「野生生物のいる景観とその変化」という課題で参加し、ヒバリの生息環境の変化を相模川流域で推定しました。
>>景観変化報告書(PDFファイル458KB)
>>「変化する景観の評価に関する総合的研究報告書」のホームページへリンク
「生態系レッドデータブック整備」
東京都生態系レッドデータ整備事業:GCNの会員,専門家による現地調査,検討会等により,東京都の保護・保全すべき生態系を調査検討し,GISマップとしてとりまとめ公開する。なお,本事業は平成20年度にセブンイレブン緑の基金の助成を受けて実施したものです。
「地域性苗木導入についての評価」
道路のり面における地域性苗木の導入による自然復元の状況を調査し評価を行います。
「日の出町文化財総合的把握モデル事業(景観の把握)」
日の出町文化財総合的把握モデル事業において,景観の把握をGISを活用しながら進めています。