GCNでは、国立科学博物館附属自然教育園の樹木調査を受注しました。

自然教育園は天然記念物に指定されており、胸高周囲30cm以上の樹木個体が約11000本あると言われています。どうして、この数字がわかるかと言えば。
1965~2010年までの60年間で計7回、樹木データ(種名、胸高周囲、樹高、位置情報)が蓄積されているからなんです。都市林で約60年間の定期的な樹木のモニタリングが行われているのは、とってもすごいことなんですよね。

こんな調査を続けているから、こんなアニメーションも作れちゃいます。
しかも、このデータベース。元のデータが、全て公開されているんですよ!是非使ってみて下さい。
>自然教育園の毎木データベース

さて。そんな状況なんですが、しばらく調査をしてなかったので、今回は、そのモニタリングとして、GCNが毎木調査を行うことになったわけです。 まさに今、この極寒の中、毎木調査に日々励んでいるわけです。

ガチで寒いです!

今回の調査は、少しデジタルで進めています。Qfieldというアプリ(QGISをスマホやタブレットで動かせるイメージのアプリ)をタブレットに入れて、現地でのデジタル入力で進めています。

ちょっとカッコイイ?!

なかなか使い勝手も良く、何より、終わってからの入力作業がない分、ミスも減るし、効率がいいですね。

今年度の調査は2月中には終える予定です。興味がある方がいらっしゃいましたら声をかけてください。手伝って下さる方も大歓迎です!

文責:梶並