9月10日に地域自然情報研究会を行いました。

今回は、東京環境工科専門学校外山史也氏をお迎えし、
「ため池の管理放棄と水生植物の保全」
(社会条件の空間異質性と種特性を考慮した絶滅リスクの評価)
というお題で、話題提供して頂きました。
>>研究会の内容はこちら

ちなみに、今回の話題提供ですが、
外山氏が東京農工大学で修士論文としてまとめた内容の一部であり、
さらに、今春行われた日本生態学会で、保全部門のポスター最優秀賞をとったネタなんです!

話の内容ですが。
水生植物とはどんなものか?という基本的な話題から始まり、
ため池の管理放棄に対する水生植物の動向のシミュレーションや、
種特性だけではなく、社会的条件をも含めた、水生植物の絶滅リスクの評価など。
内容が多岐にわたる他、モリモリだったにもかかわらず、
外山氏の軽やかなテクニックで非常にわかりやすく話しをして頂きました。
その後、参加者からは、活発な質問が出たほか、意見交換なども行われました。


(満席!!!)

具体的な内容については、現在査読中なのでここで詳しくはかけませんが、
淡路のため池についての、関連する論文はあるそうです。
>>こちら

しかも。。。
その後の懇親会では、
色んな意味で夢ある話も出てましたね^^
今後にも期待大です。


(ただ呑んでいるだけではありませんよ^^;)

今回の参加者は、18名で、
建設コンサル、総合ディベロッパー、航測会社などの会社や、
公務員、NPOなどの所属メンバー、
フリーランスの調査屋、大学生などの専門性のある方、
さらに、全くの一般の方まで、
『ため池』や『水生植物』のキーワードに「ピン!」ときた(多分ですが)
様々な方が参加されました。

なお、次回は10月に予定しています。
話題提供を含め、ご参加お待ちしております。