11月12日に地域自然情報研究会を行いました。
当初は、10月22日(日)の予定でしたが、
台風21号(LANという名称だそうですw)の影響により、
やむを得ず延期し、この日に変更となったものです。

今回は、GCN副理事長の増澤直氏により、
「西多摩の地生態(ジオエコ)から考える東京の自然」
(GCNジオエコツアーからみえてくるもの)
というお題で、話題提供して頂きました。
>>研究会の概要はこちら

>>当日のスライドはこちら
(転載等はご遠慮下さい)

今回のお話しは、西多摩地域の地形・地質・土壌についての解説から始まり、
西多摩地域の多様な森林や、ダムのない秋川などの生物多様性の話をしました。
その上で、6月のジオエコツアー(⇒当日の様子はこちらのおさらいも含め、
三頭山のジオエコの見どころを整理しました。
また、三頭山のブナ林の現況について、増澤さんの研究成果を元にお話しいただきました。
さらに、統括として、
西多摩の森林ポテンシャルの現状や課題を、自然林と経済林の双方の視点から整理し、
残された貴重な東京の自然の来し方行く末についてお話しいただきました。


(三頭山の見どころはいっぱいあるんです!)

なかなかに、内容が盛りだくさんで、
時間いっぱいまで、活発な質問、意見交換などが行われました。


(みんな真剣です!!!)

時期的なこともあって、今回の参加者は、7名とすこし少めでしたが、
建設コンサル、総合ディベロッパー、出版社などの方がいらしてました。
6月のジオエコツアーにも参加された方もいて、
さらに理解が進んだのではないでしょうか?

今後の研究会についても、話題提供を含め、ご参加お待ちしております。